個人運営の考古学サイト
今では数多くの考古学のサイトが公開されていますが、数年前はまだ僅かなものでした。
そうした流れの中で、積極的に情報発信を行ったのは個人のサイトでした。
ここでは分類の関係で紹介できなかったサイトを一括して紹介します。
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考古学のおやつ
http://www.ops.dti.ne.jp/~shr/
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私の一押しの考古学サイトの1つ。白井克也さんによるさまざまな考古学に関する話題のサイト。
更新が頻繁でしかも、考古学情報で楽しむという方針?なので、読んでいてとても楽しい。特は「萬維網考古夜話」をはじめとするコラムははおすすめ。この6月で1周年を迎えたという。
「きまぐれNEWSLINK」は全国の最新ニュースがいち早く掲載されており、また 「たぬぼり探偵社」も全国の展覧会情報がまとめて掲載されるなど、とても便利で私はほぼ毎日利用させてもらっている。
また、「考古学徒のためのe漢字」、著者の論文などのデータもある。漢字については、おもしろい企画で、画像が無いと使えないという点で不便なのでこのサイトでは使っていないが、どうしても印刷で使いたい時は利用させてもらってます。(99/6/12修正)
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みんなで考古学
http://www.lares.dti.ne.jp/~sako/
現在、妻木晩田遺跡群の保存運動の中心となって活動している佐古和枝先生のサイト。妻木晩田関係のページについては
「文化財保護」
の部分を見ていただくとして、その他のページを紹介する。
まず山陰の考古学ニュース速報だが、97年11月以降の新聞記事を元に、山陰地方の情報を掲載している。地方の新聞の情報などほとんど入らないので、こういうページはとても有り難い。
次に、SAKO先生が新聞に書いた文章がいくつか掲載されている。先生は『考古学はたのしい』という絵本を書いていることから分るように、いずれも分かりやすく読んでいて楽しいものばかりである。
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南河内考古学研究所
http://www.skao.net/
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おがみ大五郎さんのサイト。
やはり、関西のサイトは弥生・古墳時代関係の情報が多い。ここは、個人的な意見発表の場というよりも、図書・イベント・文化財情報などこの地域の関連情報を提供する場のようだ。市町村別に詳しい情報を手に入れることができる。また「書庫」では、報告書・現説資料および漢字が公開されている。 ただ、個人的には縄文以外の遺跡についてはあまり興味がないので、管理人室の「覚書」のほうに感心がある。1回目は埋文行政の弊害を指摘している。
このほか、コメントつきのリンク集や、別館のスクリプトソースの公開など、内容豊富なサイトである。(99/2/1)
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伊豫のまほろば
http://www.net-top.co.jp/og/
小笠原さんによる松山市の考古学情報のサイト。
OG'sホームページ
が99年4月に移転・リニューアルした。 松山市考古館とその企画展のお知らせ、市埋文センター調査室、市内での調査の速報、現説情報、瀬戸内海考古学研究会などについての最新情報が掲載され、また「発掘愛媛大学」のWeb版もある。現説資料も多数公開されていて、松山市内の遺跡についての情報ならかなり詳しい資料が手に入る。
さらに文京遺跡の保存問題運動についてのページもある。(99/6/29)
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はじめのホームページ
http://village.infoweb.or.jp/~koyachi/
肇さんによる青森県下田町の遺跡紹介のサイト。
縄文関係のサイトの多い東日本にあって、古墳時代以降の遺跡紹介の多いこのサイトは珍しい。ここでは「これなんだ」という、遺物についての見解を募集するページもある。(99/2/1)
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飛鳥資料館
http://www.cgc.co.jp/ASUKA/
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垣谷さんによる奈良国立文化財研究所飛鳥資料館のサイト。
資料館と飛鳥地方の情報提供に徹していて、その内容は驚くほど豊富である。地図や年表を含めた詳しい解説で、飛鳥についての基本的情報は全て得ることができるといってよいだろう。見るたびに、再び飛鳥を訪れてみたいという気持ちにならざるをえない。
図録や猿石・酒船石などのレプリカ等はメールによる申し込みが可能で、また、妻木晩田遺跡群保存運動では、トップの大きなスペースを使ってメール作戦を推進するなど情熱の伝わってくる魅力的なサイトである。(99/6/24)
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宮崎もぐら通信
http://www.himuka.org/
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今年6月に島岡武氏によって開設された宮崎の考古学情報サイトである。
後牟田遺跡の情報や県内の学会情報などの他、地元川南町や同町の文化財の紹介もある。中でもこの種のサイトには珍しいトキソウの美しい写真にはも感動してしまった。
また、個人サイトめぐりの楽しみの一つであるコラムだが、このサイトにも「蛇足」というコーナーがある。最初の「私がモグラになったわけ」には驚いてしまったが、その後も考古学ネタにかぎらず、管理人さんの思うことが書かれていておもしろい。
「いずれは宮崎県内の数名でリンクし合って一つのものを作り上げようと」いうことです。こういう試みは青森でもなされていますので期待してしまう。(99/6/24)
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げんまの部屋
http://homepage2.nifty.com/~genma/
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げんまさんによる、オリジナルイラストと佐賀県東脊振村の文化財情報のサイト。
どう見てもメインはイラストだと思うが、文化財情報もある。イラストが趣味なのか、仕事にも役立っているのかどうかは分からないがこの組み合わせは意外だった。
しかし、文化財情報だけ見ても、内容はそこらの市町村の文化財情報を上回る密度である。おそらく私はこのサイトに出会わなければ佐賀県の村の遺跡など知る由もなかっただろう。それだけでも大変ありがたいサイトである。
内容としては、松原遺跡調査日誌・東脊振村文化財見てある記、東脊振村埋蔵文化財見てある記、東脊振村遺跡地図など。松原遺跡は弥生の環壕集落で、航空写真をはじめ、かなり詳しく紹介されている。(99/7/31)
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考古学通信
http://members.aol.com/k2plan/kouko/
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星忠さんによる研究者・学生・愛好家のための情報発信基地というサイト。99年6月オープン
全国の新聞記事からのイベント情報や出土情報などの再録、博物館情報などを集めた「考古学ニュース」、「今月の遺跡」、「考古学文献案内」、「考古学ノート」などからなる。
遺跡情報は地域別・時期別にまとめられており、分かりやすい。
これらの情報は、メールマガジンとして週に1回届けられるが、ネット上で記事を公開していない新聞からの情報は、私のような者にとっては、非常にありがたい存在であり、「きまぐれNEWSLINK」と共に、当サイトのトピックスのネタの源となっている。
もちろんメールマガジンの申し込みも可能。 (99/07/31追加 00/01/16修正)
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Suzuka考古学情報
http://www.tcp-ip.or.jp/~ise-koku/
藤原さんによる鈴鹿市の考古学情報サイト。
鈴鹿市内の発掘調査概要が中心で、「こんな遺跡を掘りました1997」から現在発掘中の遺跡まで紹介されている。1つ1つの遺跡についての情報は少ないが、遺跡を選ばずこのように紹介するということに価値があると思われる。
そのほかには、考古博物館の最新情報、東海地方の考古学関係博物館情報やそこでのイベントを紹介するページ、コラム的な「考古学つれづれ」というページもある。
このサイトは鈴鹿市考古博物館公式ページからもリンクされており、公私の連携という点でも注目したい。(99/8/4)
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鈴鹿市考古博物館
http://www.city.suzuka.mie.jp/iseki/
鈴鹿市公式サイト内。
Suzuka考古学情報で最新の遺跡紹介をしているのに対し、このサイトでは発掘の流れ、出土遺物、遺跡ハイクマップ、伊勢国分寺跡の紹介、考古拓本の方法など基礎的な情報を公開している。(99/8/4)
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みやぎ文化財発掘出土情報
http://www.miyagi-ann.org/
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鈴木雅さんによる、99年10月にスタートした考古学情報のサイト。「みやぎ文化財発掘出土情報」のWeb版である。
鈴木さんは、東北福祉大学の学生だが、97年、高校3年の時「えっ!1人で編集 専門家も顔負け 利府高3年鈴木くん発行の文化財ミニコミ紙」(河北新報97/5/29)という記事で紹介された事がある。私はこれを読んで、同じ高校生でここまでやっている人がいるのかと驚くとともに、とてもうれしく感じたのである。いわば、あこがれの先輩である。(諸事情でその情報誌の購読の申し込みを忘れていたのでその内容についての紹介はできない)
このサイトには宮城県・東北地方を中心とした調査・出土情報を中心にイベント情報や、その他資料の紹介が掲載されている。個人でここまで情報を集め、発信するということはかなり大変なことだと思われるが、Webサイトが開設されたことによりより多くの人にその情報を発信できるようになったことの意義は大きいと思う。(99/10/19 00/2/7相互リンク)
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総務の部屋
http://user.komazawa.com/~kouko/
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都内の大学の考古学研究会の総務さんによるサイト。
一般の人にわかりやすく考古学を解説することを目標に2000年1月に開設された。中身はこれから増えてていくと思われるが、今のところは「遺跡めぐり(千葉県内の貝塚の紹介)」と「現場めぐり(埼玉古墳群)」、「ボクにとっての考古学」などがある。
まだ中身については何とも言えないが、コンセプトは素晴らしいと思う。考古学関係のサイトは最近増えてきが、専門家用のサイトや、専門家外の人による一般向けのサイトはあっても、考古学を専攻している人による一般向けのサイトはほとんどないといって良いだろう。一般向けのページでは、例えば、貝塚を紹介したページというのはいくらでもあるものの、考古学用語でさっさっと説明されているものが多く、なんとなく分かった気にさせるだけで、それがなぜ面白いのか、という所まではいかない。これは非常に難しいことであるが、このサイトで、そこのところを思いを込めて語ってくれると、ただ貝散らばっているような場所が、なぜ大事な所なのかという事を多くの人に知ってもらえると思う。
また、比較的年齢が近いということもあるのだろう、作者の考古学への思いを綴った「ボクにとっての考古学」にはとても共感できる。今後の展開を期待したい。(00/1/16)
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晴香の考古学
http://www3.ocn.ne.jp/~suneya/
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藤村新一さんのファンという今年中学1年生の強矢晴香さんによるサイト。2000年4月頃オープン
旧石器に興味があるらしく、このサイトでは上高森遺跡、小鹿坂遺跡が“解説”されている。
遺跡自体の紹介ではなく、「すごいところ!」について述べられているのである。旧石器のことはほとんど知らない私も両遺跡の意義を理解することができた。
まだ開設後日が浅いが、がんばって勉強して欲しいと思う。(2000/4/14)
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