縄文系−総合


縄文ネットワーク http://www.wnn.or.jp/wnn-history/index1.html

 NTTのWorldNatureNetworkの一環としてスタートし、最近WNN-Historyの一部となった。民博の小山教授、(財)地域活性化センター、三内丸山縄文発信の会の協力で作られている縄文文化に関する総合的なサイト。
 現在、このトップページからは、縄文時代をマンガで知ろう−縄文A子ちゃん、縄文A子ちゃんの自由研究、遺跡の発掘現場、全国各地の遺跡・貝塚、リレーエッセイ「私と縄文文化」、縄文ぬりえ広場、マンガで語ろう縄文ロマンin三内丸山(受賞作品)、縄文リンク集が見られる。
 A子ちゃんのページは子供向けという感じが強いが、内容的にはわりと詳しい説明を得ることができる。特に、全国の縄文遺跡の紹介ページやリレーエッセイは他にはない企画でなかなか役に立つ。マンガもなかなかおもしろいのだが、画像が重いのが気になる。
 ところで、従来はこの他にもコンテンツがあって、その後大人向けと子供向けに分かれていた。それが、WNN-Historyの一部となってからは、大人向けのページへトップページから行くことができなくなってしまった。この点について問い合わせているが、今のところ2つのURLが判明したので紹介しておく。
TOPICS BACK NUMBER
 新発見の情報やジャパン情報通信センター提供の96年からの発掘された縄文遺跡一覧(「発掘出土情報」の索引)、三内丸山の岡田さんによる「縄文のこころ」など、内容的には、トップからリンクされているページに比べよほど役に立つと思われる。
縄文漫遊記
 TOPICS BACK NUMBERと重なる部分も多いが、縄文関係の新発見情報などが写真入りで紹介されている。なお、最新情報は98年2月である。
縄文はかせQ&A
縄文人の生活についてのQ&A、縄文人がつくった物についてのQ&A、みんなから寄せられた質問など
投稿紹介

縄文都市連絡協議会 http://www.aomori-net.ne.jp/~jomon/

 縄文遺跡を持つ都市が集まり、縄文を生かした街づくりについて考える同会のサイト。
 加盟している伊達市、函館市、青森市、陸前高田市、秋田市、鹿角市、大館市、福島市、土浦市、塩尻市、糸魚川市、小矢部市、恵那市、国分市の14の都市それぞれの代表的な縄文遺跡を含めた市の紹介ページや、縄文サミットについてのページがある。
 縄文を生かした街づくりのネットワークは非常に興味深い試みであるので、このサイトの中身の充実が望まれる。(2000/5/18)

□イラスト

精霊の縄文〜安芸早穂子が見せる縄文叙事詩の世界〜 http://www.vrsparkle.com/saho/

 小山修三さんの『週刊朝日百科日本の歴史 縄文人の家族生活』『縄文探検』をはじめとする縄文関係書の挿し絵として迫力ある縄文の復原画を描いている安芸早穂子さんの作品のサイト。これまでに前述の本などに掲載された作品14点を鑑賞することができる。
 安芸さんの作品は縄文世界がマジカルに描かれていて、その、どろっとしたところが縄文の精神文化に深さに通じるような印象をうける。
 私は、ここに掲載された作品の中でも御柱を描いた絵は、まつりの時の縄文人のパワーが活き活きと描き出されていて大好きである。(99/8/19)

縄文漫遊記 http://www02.so-net.ne.jp/~rsaekis/

 縄文まほろば博の時発行されたマンガ『風のまほろば』の著者で、かわいらしいイラストを描いている縄文マンガ家さかいひろこさんのサイト。
 内容は、遺跡探訪や仕事関係の絵日記風なもので、三内丸山、元屋敷などのイラストがある。現在はモースのマンガを構想中とか。
 頻繁に更新されており、今後ともかわいらしいイラストに期待。(99/8/19)


□研究・構想・提案

「縄文文化と東北地方」 ―東北の基礎文化を求めて
  http://www.netcity.or.jp/michinoku/izakaya/jyomon/00jyomonindex.html

 1993年にぴあ総研(現:(株)文化科学研究所)が実施した東北文化及び歴史の調査研究報告書。 「東北文化を語る居酒屋庄乃家」の資料室にある。
 内容は、はじめに、第1章−今日の縄文文化を巡る環境、第2章−縄文文化の再構築 、第3章−東北の縄文文化、第5章−今後の東北地方と縄文文化となっている。4章は各者の意見のようだが、掲載されていない。
 まだ三内丸山での木柱発見前であるが、縄文がブームであるととらえ、東北における縄文文化の意義を探っている。
 特に、1〜3章については、縄文文化の基礎情報が比較的細かくまとめられており、インターネット上で縄文文化を知る上では格好の素材である。5章は、現在東北各地で唱えられている縄文文化と東北の関係についていち早くまとめたものであり注目される。

調査報告書「縄文と自然−環十和田からの発信」の発行について(東北電力)
  http://www.tohoku-epco.co.jp/whats/news/1998/80918.htm

 十和田湖を中心とした3県の環十和田プラネット構想に基づく調査報告の概要。特に縄文と自然を重視し、縄文研究の拠点となる縄文環境博物館の提唱や同地域の研究機関の連携など学術研究機能の集積、縄文・自然を活かした観光地作りなど。

縄文時代終末期の研究 http://pro3.project.mnc.waseda.ac.jp/joumon/

 「はじめに」によると早稲田大学の西村正衛教授が1955年から行った岩手県大船渡市の長谷堂貝塚の出土品を、同大考古学研究室が整理したもののようだ。
 主に、同貝塚の自然遺物と亀ヶ岡式土器の型式学的研究からなり、QTVRも利用されている。
 本格的な研究成果であり、内容については何も言えないし、どのような経緯でインターネット上に公開されているのか書いていないが、研究がこのような形で公表されているのは興味深い。

KMU歴史・人類学 http://www.kanazawa-med.ac.jp/~hum-sci/hi-an.htm

 金沢医科大学人文科学助教授の平口哲夫教授による同大歴史・人類学についてのサイトで金沢医科大学のサイト内にある。講義の概要のほか、平口先生の論文リストなどがあり、真脇遺跡・上山田貝塚などについての一部の論文が掲載されている。

縄文ことばでレッツ・シング
  http://www.dnp.co.jp/jis/g_gakko/talk/11-o/11-omain.html

 「銀座の学校」の「とーく&トーク」コーナー11回目。
 話題は、小山修三さんによる縄文人の暮らし・縄文人のコミュニケーションとヤオヨロズのみなさんの縄文人と音楽についてで、小山さんは三内丸山を例にした縄文文明人やおしゃれな日常生活などの話を、また音楽グループ「ヤオヨロズ」のみなさんは縄文時代の楽器についての話である。(99.2.8)

縄文からのメッセージ http://www.yomiuri.co.jp/hokuriku/joumon/jou-home.htm

 桜町遺跡の発見を契機にはじまった読売新聞の連載記事のページ。同社の「北陸発」サイト内にある。
 連載は3部に分かれており、まず第1部では、三内丸山・上野原・栫ノ原・大船C・御所野・鳥浜・真脇といった、これまで発見された大遺跡を紹介し、最後に縄文・桜町遺跡フォーラムの詳報が掲載されている。
 続いて第2部は、縄文人の秋・料理・あく抜き・サケ・マス論・贈与の問題・屋根の問題・大型住居 ・高床式建物など生活についての最新見解が紹介されている。
 さらに、今年6月から7月に連載された第3部では「祈りと暮らし」というテーマで、鬼と女神(真脇遺跡や小松和彦のコメント)、高床建物(池上曽根の神殿や縄文フェスタでの復元実験)、飾り弓(下宅部遺跡の例)、定住と祈り(西田正規)、縄文の風景(奥三面)などが取り上げられている。
 桜町遺跡は従来から積極的に情報公開が行われており、新聞報道については、98年9月までの主要記事をまとめた『NEWS-WIDE No.1』(カラー版で\500!)が発行されたり、北日本新聞社の連載記事が『いのちの森』(\1800)が刊行されたりと遠方の遺跡でありながら私にも容易に見ることができる傾向にあり、このページもそのような流れのなかで大変素晴らしい試みだと思われる。(99/7/17)

縄文のいぶき http://www.kyoto-art.ac.jp/museum/

 京都造形芸術大学・京都芸術短期大学の芸術館のサイト。「発掘コーナー」「縄文の音」「収蔵品」「縄文基礎知識」とエクストラの5つに分れており、プラグインが必要だが、企画としては他に無い面白い内容となっている。
 発掘コーナーは、どんな土器が出てくるかというもので、一応ゲームということになっている。また、縄文の音コーナーは鈴と土笛の素朴な音色の他、それらによるちょっとした曲までが聞けるようになっている。収蔵品コーナーは同館の土器コレクションを紹介するもので、時代ごとに美しい土器が紹介されている。(99/11/26)

土器を造ってみませんか http://www5a.biglobe.ne.jp/~mahune/ 相互LINK!

 千葉県立上総博物館の土器作りサークルの活動を紹介するサイト。2000年1月に会員の方が開設した。
 粘土取りからはじまって、道具の解説、作り方などが写真入りで紹介されている。土器といえば縄文の基本事項の1つだが、私は実際には焼いたことがないので、このようなサイトはとても興味深い。
 土器作りを通じて縄文人の生活について様々な疑問を抱き、その謎を解こうとされていることを自己紹介のページで述べられているが、このような形でいろいろな人が考古学に興味を持ち、それを発表できるということは素晴らしいことです。(2000.3.10)



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